6月29日は「星の王子さまの日」。
この日は、名作『星の王子さま』の作者アントワーヌ・ド・サン＝テグジュペリの誕生日（1900年6月29日）にちなみ、日本のファンが記念日として制定したものです。
世界中で愛され続けるこの物語。子ども向けに見えて、実は大人のための哲学書とも言われるその魅力を、改めて振り返ってみましょう。
📖 『星の王子さま』とは？
1943年に発表されたフランス文学の不朽の名作。
砂漠に不時着した飛行士が出会う、不思議な“星の王子さま”との対話を通して、
愛・友情・孤独・人生の意味といったテーマが語られていきます。
特に有名な言葉——
「大切なことは、目に見えない」
—“On ne voit bien qu’avec le cœur. L’essentiel est invisible pour les yeux.”
この一文は、多くの人の心を打ち、今もなお引用され続けています。
🌌 星の王子さまが教えてくれること
- 見た目に惑わされず、本質を見ること
- 人と人とのつながりの尊さ
- 日々の忙しさの中で、心を澄ませることの大切さ
一見シンプルな物語の中に、現代を生きる私たちへの静かな問いかけが込められています。
📍 日本で出会える「星の王子さま」
日本には星の王子さまの世界を体感できる場所もあります。
🔸 星の王子さまミュージアム（神奈川県・箱根）
2023年に閉館となってしまいましたが、長年多くのファンに愛されてきたスポットです。
🔸 書籍・翻訳版の読み比べ
新潮文庫、岩波書店、角川文庫など、翻訳者によって微妙に言葉遣いが違うのも魅力。お気に入りの一冊を見つける楽しさもあります。
👉【PR】『星の王子さま』関連商品
・トートバック
📝 まとめ
6月29日の「星の王子さまの日」は、
“忘れていた大切なこと”を思い出す日でもあります。
何気ない日常の中で、心にひとつ、優しい問いを灯してみてはいかがでしょうか。