
世界食料デーとは?
10月16日は「世界食料デー(World Food Day)」。
これは、国連の専門機関であるFAO(国連食糧農業機関)が定めた国際デーで、
「すべての人に食料を」という願いを込めて1981年に制定されました。
今、世界では約8億人が飢餓状態にある一方、
日本では食品ロスが年間約523万トン(農林水産省 2023年)も発生しています。
つまり、まだ食べられる食べ物が、大量に捨てられているのです。
食品ロスを減らすために、私たちができること
「飢餓」と聞くと、自分とは遠い問題のように感じるかもしれません。
でも、毎日の食卓や買い物の中に、できることはたくさんあります。
1️⃣ 冷蔵庫の中を“見える化”しよう
食品ロスの多くは「買ったけど使い切れなかった」が原因。
冷蔵庫を整理して、食材の在庫をひと目でわかるようにするだけでもムダを減らせます。
👉 便利アイテム:
・保存容器(パッキン付きで長持ち)

2️⃣ 「賞味期限」と「消費期限」の違いを知る
「賞味期限=おいしく食べられる目安」
「消費期限=安全に食べられる期限」
意味を理解しておくことで、まだ食べられるのに捨ててしまうということを防げます。
3️⃣ 買い物は“使い切れる量”を意識して
まとめ買いが節約になるようで、結局使い切れずに捨ててしまうことも。
冷蔵庫に余裕を持たせる買い方が、実は節約にもつながります。
フェアトレードを選ぶという選択
もう一つの大切なアクションが「フェアトレード商品を選ぶ」こと。
コーヒーやチョコレート、紅茶など、日常にあるものをフェアトレード製品に変えるだけで、
生産者の生活と地球環境を支えることができます。
👉 こんなアイテムもおすすめ
・フェアトレードコーヒーセット(ギフトにも人気)

災害備蓄と“ローリングストック”でムダを減らす
最近注目されているのが「ローリングストック法」。
日常の食材を少し多めに買い、使った分だけ補充していく方法です。
これなら非常食を無駄にせず、食品ロス削減にもつながります。
👉 人気の備蓄食:

私たち一人ひとりの意識が未来を変える
世界食料デーは「食べものの大切さ」を考える日。
一度に大きなことをしなくても、
「捨てない」「選んで買う」「感謝して食べる」
そんな小さなアクションが、世界を少しずつ変えていきます。
今日の食卓が、未来の地球を救う一歩になるかもしれません🌱
まとめ
- 10月16日は「世界食料デー」
- 日本ではまだ食べられる食品が大量に廃棄されている
- 家庭でできる食品ロス対策やフェアトレード購入が、地球にも優しい
- 小さな意識の変化が大きな力になる