
📅 7月8日は「質屋の日」
毎年7月8日は「質屋の日」。
これは、全国質屋組合連合会が1984年に制定した記念日で、日付の由来は「しち(7)や(8)」の語呂合わせからきています。
質屋と聞くと「昔の商売」「お金に困ったときに利用する場所」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、実は今、“ものの価値を見直す場所”として再注目されています。
🔍 質屋ってどんなところ?
質屋とは、時計やバッグ、宝石、ブランド品などを担保にお金を借りることができる場所。
一定期間内に返済すれば、預けた品物は戻ってきます。返済しなければ、質流れ(=所有権が質屋に移る)になりますが、返済義務はなくなります。
つまり、質屋は「売らずに一時的にモノを預けて資金を得る」という、リスクの少ない生活支援のしくみでもあるのです。
👀 “目利きのプロ”が支える価値の世界
質屋の最大の特徴は、「目利きの力」。
長年の経験と知識に基づいて、本物と偽物を見極め、品物の価値を正当に判断します。
これは、私たちの生活にもヒントがあります。
大量生産・大量消費の時代から、今は**「ほんとうに価値のあるものを大切に使う」**という考え方にシフトしつつありますよね。
質屋は、そんな時代の流れの中で、「価値を見抜く目」を持ったプロたちが支える世界。
これは、物を見直すだけでなく、“自分自身の暮らしを見つめ直す”きっかけにもなるかもしれません。
♻️ 質屋とリユースの関係
質流れになった品物は、「販売」されることもあります。
つまり、質屋はリユース市場の一部としても重要な役割を果たしています。
近年では、ネットオークションやリサイクルショップと並び、
信頼できる鑑定と安心の取引ができる場所として、質屋を活用する人も増えています。
💡 暮らしに活かす“質屋的な視点”
「これ、もう使ってないけど捨てるのはもったいない」
「価値がわからないけど、手放すには惜しい」
そんなとき、質屋を活用してみるのも選択肢の一つ。
また、ふだんの暮らしでも「本当に必要か」「長く使えるか」という視点でモノを選ぶと、ムダのないシンプルな暮らしに近づけます。
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📝 まとめ
「質屋の日」は、ただの語呂合わせではありません。
それは、**“ものの価値を大切にする文化”**を見つめ直す日でもあるのです。
これからの暮らしの中で、
「これは何年使えるだろう?」
「本当にこれは必要?」
そんな“目利きの視点”を、少しずつ取り入れてみませんか?