🍚7月23日は米騒動の日｜女性たちが動かした日本の歴史と、今に通じる物価の話

2025年7月17日

1918年のこの日、日本中に広がった「米騒動」が富山県の漁師町から始まりました。

米の値段が急騰し、庶民の暮らしは大きな打撃を受けます。これに声を上げたのが、**当時無名だった“普通の女性たち”**でした。

いま、物価上昇が話題になる現代にも通じるこの出来事。

この記事では、米騒動がどんな出来事だったのか、なぜ7月23日が記念日なのか、そして今とどう重なるのかを、わかりやすくご紹介します。

米騒動とは？｜女性たちが起こした“暮らしのための運動”

1918年（大正7年）7月23日、富山県魚津市の主婦たちが高騰する米の価格に抗議し、米の積出しを止めたことから全国に広がった「米騒動」。

やがて全国に飛び火し、約71万人が参加、暴動・打ち壊しも発生する大事件に発展しました。

この騒動の特徴は、

という、市民による“暮らしの声”が政治を動かした最初期の例であったことです。

当時の女性たちは選挙権もなく、発言権も限られていました。

しかし「子どもに食べさせられない」「生活ができない」という切実な想いが、結果として日本の内閣総辞職（寺内正毅内閣）という大きな変化を起こしたのです。

これは「女性による市民運動の先駆け」とも言われ、

今でも“声を上げることの大切さ”を語る上で重要な歴史の一つとされています。

昨今、食品やガス、水道代など生活に直結するモノの値上げが続いています。

米騒動のような激しい行動は起こらないまでも、

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