7月22日は下駄の日｜現代に見直される“和の履き物”の魅力と健康効果

2025年7月17日

7月22日は「下駄の日」。

一見、昔ながらの履き物として忘れられがちな下駄ですが、いま、“健康志向の女性”や“和の暮らしを見直す人たち”の間で、静かに人気が高まりつつあります。

実は「裸足で歩くような感覚」「足裏を使う歩行」「姿勢改善」など、健康や美容、姿勢への効果が期待される下駄。

この記事では、そんな下駄の魅力や7月22日に込められた意味、そして現代の暮らしに取り入れるヒントをお届けします。

👡下駄の日とは？｜7月22日に込められた意味

「下駄の日」は、全国木製はきもの業組合連合会が制定した記念日。

7月22日は、「7（下駄の寸法の7寸7分）・22（下駄の音“カラコロ”の語呂）」に由来すると言われています。

また、夏祭りや花火大会など浴衣とともに履く機会が増える季節でもあり、日本の風情を感じる一日としてもぴったりです。

現代の靴に慣れすぎた私たちは、足裏の筋肉をあまり使っていません。

下駄は、わずかな面積で支えるため、自然と足裏やふくらはぎの筋肉が鍛えられ、足が疲れにくくなるとも言われています。

下駄は、まっすぐ重心を保つ必要があるため、猫背になりにくく、正しい姿勢を促す効果があります。

指先を使って歩く感覚になるため、血行促進にもつながるといわれ、冷え性やむくみに悩む女性にとっても注目されています。

「和の暮らし」や「丁寧な暮らし」への関心が高まる中、

・浴衣だけでなく普段着に合わせる女性

・子どもの足育のために下駄を選ぶ親御さん

も増えています。

また、カラフルな鼻緒や現代風のデザイン下駄など、ファッション性も豊かになっています。