
5月3日は「憲法記念日」。
ゴールデンウィークの真ん中にあって、あまり意識されにくい祝日かもしれません。
でも実は、とても大切な意味を持つ1日です。
◆ 憲法って、誰のためにあるの?
「憲法」と聞くと、政治家や法律家など、特別な人たちのためのものに思えるかもしれません。
けれど本当は、私たち一人ひとりのためにあるものです。
憲法は、政府の権力を制限し、
私たちの「自由」や「人権」を守るためのルール。
たとえば…
- 言いたいことを言う自由
- 好きな服を着る自由
- 誰かに支配されず、安心して暮らす権利
これらはすべて、日本国憲法が保障してくれている「自由」です。
◆ 何気ない日常は、自由のかたまり
朝、カフェでコーヒーを飲む。
SNSに自分の想いを書く。
家族と団らんの時間を過ごす。
そんな当たり前のような日常も、
実は「自由」「平和」「個人の尊重」があるからこそ、当たり前にできているのです。
◆ 今日だけは、ちょっとだけ立ち止まる
5月3日。
静かに過ごす一日でもいいんです。
ただ少しだけ立ち止まって、
「いま、自分は自由に生きられているだろうか?」
「その自由を、誰かの自由も一緒に守れているだろうか?」
と、自分自身に問いかけてみませんか?
◆ 最後に
憲法は遠い存在ではありません。
それは私たちの日常に深く関わる、暮らしの土台です。
平和や自由は、与えられるものではなく、
みんなで守り、育てていくもの。
今日はそんなことを、少しだけ心に留めて過ごす——
それだけで、きっと意味のある「憲法記念日」になると思います。
【参考にしたい本】
🔸『こども六法』
